こんにちは。今回はpythonでツイッターで過去の投稿を全て削除する方法を解説します。
アカウントは残したいけど、投稿は全て消した時に使えます。
※こちらのコードはtwitter apiを使用するために必要なキーが揃っている前提で書いています
最終コード
では、さっそくコードです。下記のコードをコピペして使って下さい。
import tweepy CONSUMER_KEY = 'ここにコンシューマキーを入力' CONSUMER_SECRET = 'ここにコンシューマシークレットを入力' ACCESS_TOKEN = 'ここにアクセストークンを入力' ACCESS_SECRET = 'ここにアクセスシークレットを入力' auth = tweepy.OAuthHandler(CONSUMER_KEY, CONSUMER_SECRET) auth.set_access_token(ACCESS_TOKEN, ACCESS_SECRET) api = tweepy.API(auth) Account = "ここに取得したいユーザーのユーザーIDを代入" tweets = api.user_timeline(Account, count=200, page=1) for tweet in tweets: api.destroy_status(tweet.id)
コードの解説
1行目で【tweepy】を読み込んでます。【tweepy】がインストールされていない場合は。
pip install tweepy
でまず【tweepy】をインストールをして下さい。
3~6行目でtwitter apiで使用するご自身のキーを入れてください。
11行目でご自身のツイッターIDを入れてください。
自身のツイッターIDは「ツイッターホーム画面」→「もっと見る」→「設定とプライバシー」→「Twitterデータ」→「アカウント」→「ユーザー名」から確認が出来ます。
12行目でご自身(11行目で入力したID)のタイムラインを取得しています。今回は最大値の200件を取得しています。
13行目で取得したタイムラインを繰り返しています。
14行目で繰り返されているタイムラインから【tweet.id】を取り出して、削除しています。
この
api.destroy_status(tweet.id)
がツイートを削除するコードなので、任意でツイートを削除したい場合は【tweet.id】の部分に消したいツイートのIDを入れれば任意のツイートを削除することが出来ます。
これを数回繰り返すことでapiの取得上限値の3200件までならツイートを削除できます。
。
3200件以上削除したい場合
既に3200件以上ツイートしていた場合は上記の方法ではすべてを削除することは出来ません。その場合は自分がこれまでにツイートしてきたデータを一度ダウンロードする必要があります。
全てのツイート情報のダウンロードは「ツイッターホーム画面」→「もっと見る」→「設定とプライバシー」→「Twitterデータ」→「アーカイブのリクエスト」から出来ます。
「アーカイブのリクエスト」のボタンを押すとダウンロードが出来るようになりますが、ツイート数が多いとダウンロードが出来るまでに結構な時間がかかってしまうので気長に待つしかありません。今回は1.5万ツイートのアカウントでしたので、24時間以上またされてしまいました。
ダウンロードが出来たら、中身を見てみましょう。【tweet.js】というファイルがあるのでそこにすべてのツイート情報が入っています。
【tweet.js】はjavascriptのファイルですが、メモ帳で開くことが可能です。メモ帳で開いたら【id_str” : “xxxxxxxxxxxxx”】(xには数字が入っています)と表示されている行があるのが分かります。その数字の部分がツイートのIDです。その【id_str” : “xxxxxxxxxxxxx”】の部分を全て取り出す必要がありますが、正規表現を使ったりと今回の記事の趣旨とは外れてしまうので別の記事で説明することにします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はツイッターで過去のツイートを全て削除する方法をお伝えしました。正直使う場面は少なそうです。自身の黒歴史を葬り去りたい時などに使えるかもしれませんね。
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