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【クリック率No.1】FAQの構造化データを徹底解説

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こんにちは。今回は構造化データの中でも、リッチリザルト(リッチスぺニット)として表示された時にクリック率が一番高いとされる【FAQ(良くある質問)】の構造化データを詳しく解説します。構造化データって何という方はこちらの記事も参考にして下さい。

FAQのリッチリザルトとは

ではまず、皆さんも目にしたとこのあるFAQ(良くある質問)のリッチリザルト(リッチスぺニット)から見ていきましょう。

PCでのFAQのリッチリザルトの画像

こちらはパソコンでの表示画面です。赤枠で囲っている部分がFAQのリッチリザルトになります。

こちらはスマホでの表示画面です。パソコンと同様で赤枠で囲っている部分がリッチリザルトになります。

上記のようなFAQは皆さんも見たことがあるのではないでしょうか?実際にgoogleで
「googleで「テレアポ代行サービス FROMATION」と検索」
と検索していただければ検索結果でFAQのリッチリザルトが確認できます(広告の下に弊社のページが表示されていると思います。)。このように検索結果で該当ページのFAQを確認できるのがFAQのリッチリザルトになります。

FAQ(良くある質問)のリッチリザルトはクリック率No.1

リッチリザルト自体はFAQ以外にもたくさんあります。例えば飲食店を検索したら検索画面に評価点などが表示されていることがあると思います。それはレビューのリッチリザルトになります。リッチリザルトは数えるだけでも数十個あり、今後もふえていきそうですが、そんな多数あるリッチリザルトの中でもFAQのリッチリザルトが一番クリック率が高いという結果が出ています。

FAQ のCTRは、最も高いパフォーマンスを誇る

ブランドキーワードと非ブランドキーワードを含むFAQのリッチリザルトの平均CTRは、87%である。

Milestone Researchによると、これは調査されたリッチリザルトの中で最も高い。

ブランド化されたキーワードを方程式から外すと、FAQのクリック率は91%に上昇する。

このようにFAQのリッチリザルトは最大で91%の人がクリックしているという結果が出ています。FAQが検索で出てくる場面ではサービスや商品で検索している場合が多く、関心度は高いののはうなずけますね。またリッチリザルトが表示されていればリンク先の信用も上がり実際にページを見てくれる確率も上がります。

検索でFAQ(良くある質問)が表示される仕組みは?

FAQのクリック率が高いのは分かりましたが、実際に検索画面で表示される仕組みはどうなっているのでしょうか?先ほどの例で見てみましょう。
「googleで「テレアポ代行サービス FROMATION」と検索」
から実際に弊社の「テレアポ代行サービス」のページへアクセスしてみてください。ページの下部に良くある質問が記載されています。

このようにFAQ(良くある質問)が記載されているページが検索時にFAQのリッチリザルトが表示されます。ただし、ページにFAQ(良くある質問)があればほっておいても勝手に表示されるのかというとそうではありません。googleのクローラーの精度は日々進化していますが、サイトの情報の細部までは正確に把握することは難しいです。そこでページ制作者の方からgoogleのクローラーに明示することで、クローラーが正しくFAQを認識し検索結果に表示させています。

構造化データでクローラーに伝える

では、具体的にどうやってクローラーにFAQの情報を伝えるのでしょうか?実際には下記のような構造化データと呼ばれるコードを該当ページのHTMLに貼り付けることでクローラーが巡回してきたときにFAQを正しく認識しgoogleデータベースに登録されます。

<script type="application/ld+json">
    {
    "@context": "https://schema.org",
    "@type": "FAQPage",
    "description": "FAQのテスト",
    "mainEntity":
    [
    {
	"@type": "Question",
    "name": "どうすればFAQを検索結果に表示できますか?",
    "acceptedAnswer": {
        "@type": "Answer",
    	"text": "該当ページにFAQの構造化データを記述すれば表示されます。"
    }
    },
    {
	"@type": "Question",
    	"name": "構造化データとはどんなものですか?",
    	"acceptedAnswer": {
        	"@type": "Answer",
    "text": "このようなリッチテキストで記述されているコードです。"
    }
    }
    ]
    }
</script>

構造化データの作成方法

構造化データは上記のように複雑です。また、構造化データは厳密に定義されていますので、1文字でも間違いがあれば正しく認識してくれません。コピペや手入力で作ろうと思うと非常に手間で間違いの原因になります。構造化データを作成するための補助ツールがありますので、それを使えば間違いなく構造化データを作成することが可能になります。
下記は弊社の構造化データ作成ツールです。

構造化データの作成が終われば、エラーがないか確認しましょう。構造化データテストツールから「コードスぺニット」を選び貼り付けて実行してください。エラー表示が出てなければ正しく作成されています。

構造化データの貼り付け方法

エラーのない構造化データが出来たら、該当ページ内に貼り付けましょう。貼り付ける場所はページ内であれば基本はどこでもかまいません。多くの場合は”head”内に貼り付けられています。

貼り付けたらすぐに検索結果に反映されるわけではありません。貼り付けた後にgoogleのクローラーがページを取得してデータベースに登録されたら、初めて検索結果に反映されます。すぐに反映させたい場合はサーチコンソールを使用しクロールを指示すれば少しは早くクロールしてくれる可能性があります。

FAQ構造化データとリッチリザルトの注意点

構造化データの注意点

  • 構造化データを貼り付けるページには必ずFAQ(良くある質問)が記載されていないといけません。検索結果に表示させたいがために、FAQ(良くある質問)がページにないのに構造化データを貼り付けるとガイドライン違反です。検索結果に表示されないばかりかスパムとして判定される恐れがあります。
  • FAQは複数ある必要があります。質問が1つだけしかない場合はFAQではなく”Q&A”になるので”Q&A”の構造化データを使用してください。
  • FAQはサイト管理者が明示しなければなりません。ユーザーの投稿などによって構成されているFAQは対象外です。

リッチリザルトの注意点

  • FAQは3つ以上ないと検索画面で表示されません。
  • FAQは最大で10個まで検索結果に表示されます。(11個目以上は省略されます。)
  • FAQは検索結果の1ページ目でしか表示されません。
  • FAQは構造化データの上に書かれているものから表示される

検索結果で表示されるリッチリザルトでは上記のような特徴があるので、それを踏まえて構造化データを作成しましょう。具体的にはFAQは3つ以上は作る複数ある場合はより重要度の高いものから記入していく。になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はFAQ(良くある質問)の構造化データとリッチリザルト(リッチスぺニット)についてまとめました。FAQはサービスや製品を正しくユーザーに伝えてくれ、検索画面での関心度を高めてくれます。FAQ(良くある質問)ページをお持ちであればこの記事を参考にして、構造化データを作成してください。

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