こんにちは。2020年8月12日に【Twitter API】のバージョン【v2】が正式にリリースされ。従来の【1.1】から【v2】へ更新されています。現状では【1.1】のままでも使用できますが、将来的には完全に移行されます。【v2】では新しい機能など【1.1】では出来なかったことも出来るようになっているので機を見て移行していきましょう。この記事では【Twitter API v2】の紹介と移行の手順をご説明します。
Twitter API v2で変わった事と新たな機能で出来る事
無料でも有料でも同じapiを使用できるようになった
Twitter API v2では無料と有料のapiが統一され、切り替えの必要がなくなりました。1.1までは有料版に移行したい場合はapiそのものを変える必要がありコードの見直しも必要でしたが、v2からは同じapiを使用してアクセスすることが可能になっています。
Twitter API v2では機能も強化されて今まででは出来なかったことも出来るようになっています。主な機能はこちらです。
- スレッド
- ツイート内での投票
- 固定されたツイートを調べる
- スパムフィルタリング
上記のように以前から要望の多かった機能がTwitter API v2では実現できるように。なっています。
移行することでの影響
Twitter API v2へ移行してもコンシューマキーなどは同じで、1.1のエンドポイントもそのまま使用出来るので、従来のコードもそのまま使用できます。弊社でもpythonのtweepyを使用したコードを紹介していましたが、それらのコードはそのまま使用することが可能です。
移行の手順
ではここから、Twitter API v2へ移行する手順をご説明していきます。まずは、ツイッターapiを使用しているアカウントでログインした後、ツイッターのDeeloperサイトへアクセスしてください。
赤枠の”Learn about v2”をクリックして次へ行ってください。
”Get starter with Early Access”をクリック
”apply for an account”をクリックすれば最終確認の画面が表示されるのでOKをクリックしてください。(スクリーンショットを取り忘れました)OKをクリックすると、新たなダッシュボードと簡単な説明の画面が表示されます。この段階ではまだ移行していませんので引き続きプロジェクトを作成し、移行しましょう。
”Create Project”をクリックすると新たなプロジェクトを作成することができます。プロジェクト名や用途を簡単に入力し現在のアプリと統合することが出来ます。
すみませんこちらもスクリーンショットを取り忘れてしましました。プロジェクト名や用途など欄を埋めるだけで特に審査などは入りませんので、分からない場合は翻訳などを使い埋めてください・・・
このようにダッシュボードを見ると”V1.1 ACCESS” ”V2 ACCESS”と記載されていれば問題なく完了しています。これで”Twitter API v2”のアクセスポイントへアクセスが可能になりました。弊社の環境では移行して5分程は”Twitter API v2”のエンドポイントにアクセスしてもエラーが返ってきてました。すぐ使えない場合は少し待ってみるといいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は”Twitter API”を”v2”へ移行する手順をご説明しました。移行すると新たに追加された機能を使用できるようになりますのでまだ移行されていない方は是非この記事を参考にして移行してください。